アメリカで免許を取得する方法Part 2 ~How to Obtain U.S. Driver's License: Part 2~
Hey everyone! お元気ですか?
前回の更新から少し時間が経ってしまいました。
Sotaです。
学校のテストやら引っ越しやらでかれこれ記事を書くのが困難な状況でした
が、またできる範囲でやっていきたいと思います!
さて、本日のテーマはタイトルにあるように
運転免許~技能試験から取得まで~
について解説していきます。
*僕のブログでは主に実体験をもとに解説していきますので、州法はミズーリ州準拠になります。
さて、前回の記事
onecountrysidejpnboy.hatenablog.com
では、主にPermit(仮免許証)を取るまでの必要な書類やプロセスを紹介したのですが、
今回は免許の技能判定(Drivering Skill Test)についてご紹介します。
仮免許証を取った日から2週間たたないくらいに、
DOR(Missouri Department Of Revenue)*州の政府の中で、税や収益及び自動車の安全のための組織
からプラスチックの仮免許証が送られてきました。
この本仮免許証があると、技能試験を受けることができます。
前回の記事でも触れたのですが、本免許を取るための条件として、
- 18歳以下は原則40時間の運転練習(隣に21歳以上の大人を乗せて)
- そのうち10時間は夜間
- そして仮免許から半年経過していないといけない
という条件があるのですが、僕は21歳以上なので試験をいつでも受けることができます。
今回は試験の流れ、必要なもの、システムなどできるだけ詳しく解説していきたいと思います。
[:目次]
- 運転試験に必要なもの、書類
- 試験の流れ、システム
- 自分の試験について
- まとめ
の流れで書いていきたいと思います。
運転試験に必要なもの
技能試験を受ける際に必要なものは
車 ですよね。
僕はルームメイトの車を使わせてもらいました。
あとはPermit(本仮免許証)のみです。
DORがウェブサイト上で公開している教本のPDFでは、テストをする車の
- ナンバープレート
- シートベルト
- きれいな座席
- ドアがちゃんと動くか、あるか
- クラクションがちゃんと動くか
- ブレーキ(フットブレーキとパーキングブレーキ)
- Proof of financial responsibility:自動車責任の証明
を確認されるのですが、最後の証明だけは確認されませんでした。
また、これらのリストにはない
- 前後のウィンカーが機能するか、ライトは動くかどうか
も確認されました。
レンタカーで受けることも可能だと思いますので、ちゃんとした車ならまず問題ないでしょう。
試験の流れ、システム
車に乗ったら試験官はまず上に書いてある確認をします。
その後車に乗り
- ワイパーの位置と動かし方
- defrost:曇り止め?の位置を聞かれます。
- パーキングブレーキの位置と使い方
これらの確認が終わったら、いざテスト開始です。
運転テストでは
- 数回の左右の方向転換
- 交差点の侵入
- バック走行
- 縦列駐車
- 登りもしくは下り坂での駐車
- 緊急車両が来た際の対応
をテストされます。
また、このほかにも車間距離やスピード、徐行の有無などもみられているので常に注意して運転しましょう。
テストは減点制で、100点満点中70点以上で合格です。
その他にも以下の条件で一発不合格となります。
- 自分の運転かつ過失により事故を起こしてしまったとき
- 人をひいてしまったとき
- 危険運転で事故を引き起こしかねないと判断されたとき
- 法に触れる行為を行ったとき
- 試験官の指示通りに運転しなかったとき
これらは日本の運転技能テストと同様ですね(当たり前ですが笑)。
自分の試験について
僕は日本での運転経験があるので自動車の運転自体には慣れていたのですが
アメリカの道路を運転することに関してはあまり慣れていませんでした。テストの影響であまり練習もできなかったので、ぶっつけ本番のような形になってしまいました。
結果は惜しくも不合格…
不合格の通知の後に試験官がここをどうしたらいいか、を教えてくれるのですが
僕の場合は
- 4 way stop(信号のない、止まれ標識のみの交差点)にて自分が先に止まったにもかかわらずほかの車が通過するのを待ってしまった。→交通の妨げになってしまう。
- バック運転する際に右肩を通して後ろを常に見続けなければならないのですが、僕はバックし始めたときに後ろを見ていませんでした。
- 緊急車両が見えた際には道路の縁石に近いところで停車しなければならいのですが、まさかの縁石に乗り上げるという失態を犯してしまいました。
- 一方通行の道路にて、左折する際に左側に寄らなければならないところを寄らずに右から左折してしまった。→一方通行の文字が見えていませんでした。確認不足でした。
縦列駐車やほかの部分はうまくいったのですが、68点で惜しくも不合格に、、
また、友人はこんな理由で不合格になっています。
- スクールバス(黄色いバス)が2方向道路で停車している際はどちらの道路の車両も停車しなければならないところを停車せずに進んでしまった。これは一発不合格になります。
テストを受けられるのは一日一回までとなっていますので、落ちた僕はまた明日…ということになりました。
*ちなみに、テストに3回不合格になると、これ以上はDORの許可なしでは受けられないということになってしまいます。また、これらの許可を得るにはDriver's trainingを受けなければなりませんので、3回以内に合格しましょう。
そして次の日にもう一度テストを受けて今度は91点で合格
さすがに試験官も明日には受かると言ってくれていたので余裕をもって受けることができました。(ちなみにコースもほぼ一緒です。)
まあ緊張して先日完璧にこなしていた上り坂での駐車の際タイヤを切る方向を間違えたのはここだけの秘密です。
テストに合格したらそのまま合格証書を受け取りLicense Bureauへ向かいます。
そこで証書のほかに前回の記事で紹介した
- パスポート
- I-20
- I-94
- Social Security Card
- 住所の証明
- 学校の在籍証明書
が必要です。
ちなみに僕の前に並んでいた男性は何かの証明が足りずに帰らされていました。
その際、めちゃめちゃ取らせてくれと粘っていたのですが、オフィサーはキレ気味に
「うちではどうすることもできない、だからとにかく学校のインターナショナルオフィスに行ってドキュメントを受け取って来い」
と何度も言われていました。
その後僕のドキュメントを処理している最中に
「さっきの男は私が言っていたこと理解したと思う?多分理解してないよね」
と愚痴をこぼしていました。
そんなこんなで僕の運転免許の申請が無事終わり、またDORからメールで免許証が2週間くらいで送られてくる、とのことでした。ちなみにかかった費用は20ドル。日本円にして2500円くらいでしょうかね、安い。
最後にオフィサーと免許証の写真ってひどい写りだよね、なんて会話をして僕の免許取得は終了しました。
まとめ
- 運転技能試験の際に持ってくるものはちゃんとした車と本仮免許証だけでOK!でもその後(受かった後)を考えると仮免許を受けた際の書類たちも持っていくべし!
- テストは減点制だが一発不合格も大いにあり得るので注意して運転すべし!スクールバスにはくれぐれも注意が必要!テストは3回不合格になってしまうとトレーニングを受けてDORに許可をもらわないといけない。ので3回以内に合格をできればしましょう!
- 本免許証は合格後2週間程度で郵送される。それまでも自分での運転はしてよいことになっている。一日一回受けられるので次の日までに練習するのもアリ!
いかがでしたでしょうか?
これから免許の取得を考えている方の助けになれば嬉しいです。
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またあわせて前回の記事もリンクしておきます(2回目)。
onecountrysidejpnboy.hatenablog.com
こちらでは技能テストに前の、筆記テストなどについて解説しておりますので是非ご一読ください。
onecountrysidejpnboy.hatenablog.com
こちらも読まれてはいかがでしょうか、僕のリアルな学費、生活費が掲載されています。
これから留学を考えている方の参考になればと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
Sota