TANGO's アメリカンライフ

アメリカのとある田舎で学生陰キャしてる男のブログ…くだらないことから役に立つ?情報までを供給できるよう尽力いたす。

アメリカで免許を取得する方法~How to Obtain U.S. Driver's License~

Hey everyone お元気ですか?

Sotaです。

 

学校についに桜の季節がやってまいりました。

これがなかなか綺麗で見とれてしまいました。

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学校の桜です。

さていきなり本題に入りたいと思います。

本日のテーマは

アメリカの交通の大部分を占める車、

つまりは

免許について話していきたいと思います。

最近免許を取るためにいろいろ勉強したので、交通ルールについても少し触れていきながら解説したいと思います。

[:目次]

  • アメリカで車を運転する方法
  • アメリカ現地で免許を取得するためには
  • 日本人になじみのない交通ルール

なお、僕はミズーリ州に住んでいますので、州法はすべてミズーリ準拠となっております。

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隣の州のアイオワまで車で1時間かからないくらいです。

アメリカで車を運転する方法

アメリカ(特に都市部から離れた田舎)では、車での移動がほぼ必要不可欠です。

僕自身もかれこれ何年もたっているのに免許を持っておらず、不便な思いをすることが多々ありました。

じゃあなんで今の今まで免許、取らなかったの?と聞かれれば

授業に集中したいと思ったからです

単純にめんどくさがっていたからです。

この先車がないと僕自身の柔軟性がないままなので、意を決して免許を取るに至ったのです。

さて、アメリカで車を運転する方法は、

  1. 現地の運転テストに合格してアメリカのDriver's Licenseを取得する。
  2. 国際免許を利用する。

のどちらかになると思われますが、国際免許に関しては

If you have an international driver's license (written in English), you may be able to use it to drive in the United States. However, if you plan to drive regularly or purchase a car, you should obtain a Missouri driver's license.(International Center - University of Missouriより引用)

 国際免許を持っていればアメリカで車を運転することはできるが、毎日の仕様だったり車を購入する場合はミズーリ州の免許を取ったほうがいいとされています。

僕はこのルール知らなくていつも国際免許取るの忘れてたんですよね…

次回日本に帰る際は一応取って帰ってこようと思います。

 

しかし、学部入学などの長期滞在者は間違いなく現地の運転免許を取ったほうがいいといえるでしょう。免許は身分証明書として利用できるのでアルコールなど買う際にパスポートを持ち運ぶ必要がなくなるし、圧倒的に安全です。

ですので、アメリカの現地の免許の取得方法をこれから紹介します。

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アメリカで免許を取得する方法

これはどの州でも共通だと思うんですが、免許取得までのステップは

  1. Writing Test(筆記試験)
  2. Driving Test(実技試験)

の2つしかありません。一応自動車学校はあるみたいですが、行く人は少ないみたいです。

なので、筆記試験に合格したら基本的にもうすぐに公道で練習、というのが一般的です。

留学生が免許取得に必要なもの

よし簡単そうじゃん、じゃあさっさと免許を取ろう!

待ってください、免許の取得にはLicense Bureau(免許センター)に提出しなければならないものがあり、用意しなければなりません。

学部生である僕のビザ(F-1)ですと

  • パスポート:Visaの提示が必要でもあるので必須です。
  • I-20: Certificate of Eligibility for Nonimmigrant Student Status(非移民学生の入学許可証)これは入学する際に申請して受け取る書類です。
  • Letter of Attendance from Register's Office: 現在学校に在籍していることの証明です。大体Admission officeに行って申請すればもらえます。(60日以内に発行された物)
  • Social Security Card: Social Security Number(社会保障ナンバー)といわれるもので、最寄りのSocial Security Officeに申請しなければなりません。大体10日ほどかかります。
  • Proof of Residency:住んでいる住所の証明ができるものを一つ用意しなければなりません。例)現地の銀行の証明書、公共料金の請求書など。
  • I-94:こちらはウェブサイト

    I94 - Official Website で取得できます。

以上の書類をもって、免許センターに行きましょう。

免許センターと試験会場が違うこともあるので(僕はそうでした笑)

よく調べてから向かいましょう。

 

試験会場では、これらの書類(Social Security Card以外)を提出し、

筆記試験を受けられます。この際、英語か日本語どちらかで受けられる、と言われましたが、僕は英語で受けました(日本語訳が怖いと思ったので)。

試験は全部で25問で、20問以上正解した段階で合格、テストも終了です。

内容は極めて簡単で、インターネットで受けられる練習問題をやってればまず落ちることはないでしょう。ちなみにテストは一日2回まで受けられるらしいです。

その後は視覚テストと道路標識テストがあります。

視覚テストは横に並べられたアルファベットを声に出して読む、というもので

標識テストは形だけ描いてある標識に対して、「これは○○です。」と答えるシンプルなものでした。

それらを難なくこなし、最後に身長、体重、そして目の色を申告させられました。

それらが終わるとまた免許センターに行き、Instruction Permit(仮免許証)を発行してもらいます。発行する料金は$3.50でした。

この仮免許証は、隣に21歳以上の人間がいる場合のみ、運転してもよいというものです。

ちなみに、ミズーリでは前の記事

onecountrysidejpnboy.hatenablog.com

でも紹介したMinor(未成年=18歳未満)の人は

driving test を受けるためにこの仮免許取得から

  1. 半年以上保持していなければならない(=半年待たなければならない)
  2. 40時間以上の練習を終えなければならない(そのうち10時間は夜間)

この二つが免許取得のための条件です。

一方で18歳以上は仮免許証が届いた日から(通常2週間ほどで郵送されます)いつでも受けられるようになってます。

 

僕は最近この筆記試験等を終えたばかりなので、まだ手元に仮免許証が届いていないので

実技試験を受けることができません。

実技試験を受け次第、後編としてブログにしたいと思います。

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初めてアメリカに来た時に撮ってもらったものです。経験あるでしょ笑

注意すべき交通ルール

アメリカで車を運転する際には注意しないといけない交通ルールがあります。

  1. 赤信号で右折してもよい:道路で最も歩道に近い道路では、近視の標識がなければ赤信号でも右折してよい、と州法で定められています。
  2. Uターン禁止の州があるミズーリでは合法ですが、Uターンが違法な州もありますので、気を付けたほうがいいかもしれません。
  3. スクールバスには注意!スクールバスが片側1車線の道路で止まった際には、両道路の車は止まらなければなりません。無論追い越しも禁止です。スクールバスから停止標識が出てくるものもあります。

正直言ってしまえば、日本の交通ルールとは大きく異なるものも多いですが(そもそも右車線通行であるからして)、大本は変わらないので安全にドライブすればこういったルールにもすぐに慣れると思います。

まとめ

  • 国際免許は長期滞在者には向かない。なので早めに現地の免許を取ると便利
  • 留学生が免許を取るには様々な書類が必要(SSNは必須です)。
  • 筆記試験は簡単だが仮免許取得後にも条件がつく場合があるから注意(おすすめは21歳を迎えてから取得
  • 交通ルールの一部は日本にないので注意が必要。

 

いかがでしたでしょうか?

こちらの情報はあくまでミズーリのものですので、アメリカ在住の方で免許を取得することを考えているのであれば、自身の住んでいる州のウェブサイト等で調べることをおススメします。

皆様の免許取得の手助けになればと思っております。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!

 

Sota